Flextight Scaner Series

ラインナップ

• Flextight X5：Flextight X5は、世界最高性能を誇るフレックスタイト・スキャナー・シリーズのハイエンドモデルです。使いやすさ、ずば抜けた性能、独自性、一括スキャン機能などがすべて、クラシカルで特徴的なデザインにパッケージされています。
• Flextight X1：Flextight X1は、ほとんどのフォトグラファーのニーズに応えるスキャナーです。その卓越したクオリティにより、ほぼどんな種類のポジやネガも確実かつ高速にスキャンします。しかもほかのフレックスタイトスキャナー同様、操作も簡単です。

特長

• モデルは違っても、プラットフォームは同じ
  ハッセルブラッドの新世代スキャナー、Flextight X1とX5の基本は同じです。垂直の方角システムによって、CCDを下向きにセットし、レンズとフィルムの間にミラーシステムのない光路を実現しています。特許取得のバーチャル・ドラム・ソリューションが、フィルム面全体に最適なフォーカシングを実現。フレキシブルホルダーがフィルムを安全確実に保持しますので、マウントも簡単です。X1/X5に使用されているパーツは、基本的に同じです。したがって、どちらのモデルをお選びになっても、そのクオリティにほとんど違いはなく、解像度と読み取り速度を除いて、両モデルの性能はほとんど同じです。
• 柔軟な選択が可能
  たとえば、デジタルかフィルムかを選べなければ、本当に自由であるとはいえません。撮影状況に応じて、最適なメディアを選べてこそ初めて自由であるといえるのです。創作的な理由でフィルム撮影をされる場合においても、フレックスタイトスキャナーをお使いになれば、フィルム画像を確実にデジタル画像に変換することが出来ます。スキャンすればいつでも、ポジやネガの微妙なディテールまで正確に再現されるのです。
• 生産性
  もちろん、Flextight X5の優れた読み取り速度は、生産性を高める上で大きな役割を果たします。しかもメリットはそれだけではありません。たとえば、複数のポジやネガを一度にスキャンできるバッチフィーダーやポジマウント用のスライドフィーダーなど、さまざまなフィーダーも使用可能です。フィーダーと3Fワークフローを使用することで、フレックスタイトスキャナーは驚異的な処理能力を発揮します。
• シャープネスと解像度
  大型センサーを搭載したスキャナーでフィルムをスキャンしても、必ずしも優れた鮮明度とディテール描写が再現されるわけではありません。フレックスタイトスキャナーの場合、その優れた再現性の決め手は、センサーによる電子的な処理、機械的な精度、フィルターの品質、そしてフレックスタイトスキャナーに使用されているRodenstock社製レンズの解像度にあります。フレックスタイトスキャナーの優れた点は外見的なデザインにとどまらず、機器全体に数々の優れたソリューションが備わっている点にこそあるのです。
• 熱対策
  熱対策機能はハイエンドスキャナーならではの特徴です。外部電源と赤外線の発生が少ない蛍光管を使用することで、フレックスタイトスキャナーは熱ノイズの低減に成功しています。さらにX5スキャナーには、CCD冷却装置も搭載されており、ダイナミックレンジも4.9まで向上しています。
• 独自の3Fワークフロ
  オート・スキャン・モードで3Fファイルフォーマットを選択すると、各色16bitの解像度が得られますので、フィルムの色をフルカラーでスキャンできます。3Fファイルは未加工のままされます。編集時もオリジナルデータが元の状態で保存されていますので、編集のやり直しや設定値の変更も安心して行えます。一度スキャンさえすれば、フィルムがお手元にない場合でも、3Fファイルからさまざまな編集加工が可能です。
  さらに3Fファイルを元にした編集履歴も記録されますので、いつでも同じ設定で繰り返し作業が行えます。また3Fワークフローであれば、トリミング、補正、TIFF画像の生成もワンクリックで行えます。

仕様

※上記スペックは発表時のもので製品の仕様、形状については予告なく変更する場合があります。